手術後、病棟に戻ると起き上がることが全く出来ない。床ずれ防止のために柔らかいベットに
なっていたことで、力が入らなく3日間起き上がれなかった。
そして、身体には血液の管が2本・点滴・尿管などもあり、身動きがほとんど取れない。
この尿管の管はすごいね。
勝手に排出されていくというのが、信じられない。また、管が尿管に入っていると想像しただけで
痛々しい。
術後の3日間はほぼ食事をとる気力が無かった。母親が買ってきてくれたウィダーインぜりー
のみしか口に受け付けなかった。噛む行為自体が倦怠さがあり病んでいた。
3日目になり、このままじゃアカンという事で、看護師さんにお願いして、身体を起こして貰った。
久しぶりに見下ろすベット付近、風景がとても懐かしく嬉しかった。
腕が吊るされているのだが、歩きたい衝動に駆られ、看護婦さんに支えられながら歩いた。
1っぽ1っぽがゆっくりであるが、嬉しくて嬉しくて泣いてしまった。
生きてる。生きてる。という実感がとても嬉しかった。
傷口は痛むがせっかく起きたことで、1時間は病院内を歩いていた。
他の看護婦さんも心配してくれて声を掛けてくれた。
あざーす!!みなさんのおかげです!!
翌日より、食欲が戻ってきたのである。
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