2012年8月5日日曜日

手術からICUへ

前日より飲食を制限されていたので、前日21:00まで水を飲ん

だりと無駄に過ごしていた。案の定、夜中にトイレへ行く回数が非

常に多くなった。

 結局寝付けず手術日を迎えた。予定では8:40~17:00と

約8時間の大手術である。実際は、12時間30分だったようだ。


家族がすごく心配してくれた。そして、心配をたくさん掛けて

本当に申し訳ない。そしてありがとう。面と向かって素直に

言えないので、この場を借りて、感謝したい。

 手術台まで、歩いて向かう。緊張したが、ここでも看護師や

整形外科医が気さくに話しかけてくれる。じつにありがたい。

元々、右上腕の肘に腫瘍が10cm強の腫瘍ができて神経を

圧迫していて、親指のしびれがあり、さらに肘も真っすぐは

伸びなかった。

 痛がりながらも、看護師さんが楽な姿勢を整えてくれて、

すごく嬉しかった。


12時間後、目が覚めるとそこは手術台の上だった。

意識が全くなく、起き上がって右腕をチラッと見てしまった。

背中の皮膚を腕へ移植したので痛々しい。。。


さらに床ずれなのかやけに背中が痛い。まるで、背中に木の板が

挟まってるんじゃないか?というくらいだ。

  さらに、手術室はひんやりしているので、めっちゃ寒く

ベットに移ったらガチガチブルブルだった。

12時間後の手術だったので、そのままICUにて翌朝10時まで

居ることに。喉が渇くが飲めない。

この喉が渇くというのが辛かった。前日より飲食を制限し24時間

経過し、さらに翌朝まで待たないといけないのが非常に辛かっ

た。言葉もほとんど喋られないほど体力が落ちていた。

  33時間ぶりの水の美味さは尋常ではなかった。

10時過ぎに一般病棟へ移る。

同室のおじいちゃんに『おかえり!』と言われ、さりげない一言

だが、とても嬉しかった。



0 件のコメント:

コメントを投稿